マレーシア・パーム油〕4日ぶり反発=供給懸念で2%超高(18日)

4営業日ぶり反発。多量の降雨を受けて11月の供給が逼迫(ひっぱく)するとの見方が相場を下支えした。また、トレーダーの間では持ち高を買いに切り替える動きが広がった。
 中心限月2月きりの清算値(終値に相当)は2.6%高の1トン=3364リンギ。前営業日には1週間ぶりの安値を付ける場面もあった。
 クアラルンプールに拠点を構えるトレーダーは「需給要因以外に、テクニカルな取引も多かった」と話した。
 マレーシア気象当局は、大雨や嵐、強風が同国全域で年末まで続く見通しを発表した。これに新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための封鎖措置も加わり、今後のパーム油の生産量が減少するとの懸念が市場では意識された。
 ただ、ムンバイを拠点とする植物油ブローカー、サンビン・グループのアニルクマール・バガーニ氏によれば、軽油に対するパーム油のプレミアムが非常に高騰しているため、インドネシアではバイオディーゼルを40%混合した軽油「B40」の義務化を延期するなどの可能性もあり、これがパーム油の上昇基調に影響を与える可能性があるという。(ロイター時事)